Carnet de Sante騒動

騒動って言うにはちょっと大げさなんですけど聞いて下さい。

フランスでのお役所手続きは日本に比べて本当に一筋縄ではいきません。大抵は書類一覧に書いてある書類を耳を揃えて持って行っても書類不足（リストには書いてないものね。）で出直し、その間に法律が変わってまた更に書類が不足である。こういう事は日常茶飯事なので一回で用事が済むというのはミラクルに近いという事を身を持って実感しております。

先日、かかりつけ医にMemeのCarnet de Sante（母子手帳に匹敵するのかな？）を貰っていらっしゃいと言われました。市役所に行って、医者様に言われて来ましたと言いなさいと。さあ、また大仕事です。事前にノーインフォメーションで行くので、想定出来る全ての書類を持って行こうと想像力と妄想を膨らませ、厚さ１センチにも及ぶ書類（オリジナル＋コピー）を市役所に持ち込みました。

そして窓口へ行き、用件を話すと奥のセクションへ行きなさいと。第一関門突破。

さー、次の関門。こっちの方が大事です。大体言うべき事を頭で繰り返し、イメージしてそしてやっと、Carnet de Santeを頂きたいんです。と言ったのです。そして書類を出そうとした時、、、受付のマダムが引き出しを引っ張り。

「ほい。」

（といってCarnet de Santeを１冊下さる。）

え、、、。移民に、そんなに簡単に下さるのですか、、、。

私の書類妄想は一体。

一発で用事が済んだのはこれが初めての事だったかと思います。

ありがとうございます（号泣）

あまりの事に拍子抜けして、飛ぶ様にして家に帰ったのでした。

こちらがーCarnet de Santeでございます。B４のノート的な大きさ。

出産の様子を書いたり、予防接種、成長の記録を記帳出来ます。後赤ちゃんを育てる際の注意等々。結構カラフルです。

今更だけど新生児コーナーで可愛いカバーを買おうかな！

産まれてないけどパリ産まれみたいな気分がしてます。手帳の力です。一票お願い致します！