フランスで驚いちゃった事。

お誕生日を通じて知った驚いちゃった事があります。

えー多分フランスでは、お祝い事があるとお祝いされるのではななく、お祝いする方が自分で何かオーガナイズをする事が多い、という事です。勿論サプライズパーティをする時もあるし、お友達どうして声を掛け合って、、、というケースもあるんだけれども。

それが端的に分かったのは幼稚園でのお誕生日会の事でした。担任の先生から、いついつにMemeのお誕生日会をするから、シクヨロ！と言われました。え！何がシクヨロ！？という感じで相当焦った訳ですが、こちらでは幼稚園でお誕生日会を開く時に、パーティの準備を仕込むのは学校ではなくて、お誕生日主なんですね。つまり直接的に準備をするママン／パパンが、クラス全体のお祝いのクオリティを支えている（＝大げさ）訳です。

もー最初は色々なママンに教えてもらいましたよ、コレ。涙　

まず、準備するケーキはガトーショコラであるべし。色々な考えのママンがいて、例えばクリーム系はアレルギーの観点や、お洋服がべちょべちょになるから駄目、等々。そこでシンプルなガトーショコラが一番である。しかも皆さんポップに必ず手作りなさる。と学びました。

飲み物は大体２パックで宜しい。何かどんなリアクションがあるか分からないのでいつもビオ（オーガニック）のリンゴとオレンジという無難な選択にしていましたが、コカコーラや炭酸を持って来るお家もあったそうな。Meme談。

何となく可愛い方が良いかな、という事でペーパーをちょっと用意してみたり。男の子はカーズ、女の子はエロキティちゃんに（エロキティって発音するんだよ。）。

大抵皆さんボンボンも２種類用意。クッキーは手つかずで戻って来る事も。これは、お帰りの時に配ったり、お誕生日会で一緒に食べたりするそう。

Memeの幼稚園では同じ生まれ月の子が居てもそれぞれにお祝いをしていました。つまり今こそ、クラスでの個が引き立つチャンス。という事で、わたくしは全面的に日本の良さをアピールしたい所存であり、クラス皆の為に折り紙を折りプレゼントするという作戦に出た事もありました。

これを持ち帰って、刺さって怪我をしたとかそんなクレームが翌日来ないだろうか、、、とひやひやしたのを覚えております。

兎に角この様に、おめでたい事がある人が皆に振る舞うのです。それはそれで楽しい事。

小学校は、毎学期末にその学期にお誕生日だった子達が一斉に祝う形式だそうで、あなたのお家はガトー、お宅はボンボン、飲み物と振り分けられるのだそうですからちょっとほっ、、、。

今思えば懐かしい思い出ですが、当時は常に必死だったのをしみじみーと思い出します。

お誕生日会って何歳までやるんだろうか。